WATARIDORI
渡り鳥は、地磁気を感じ取るセンサーを持ち、このセンサーを用いたナビゲーション能力を持っているとされている。夜間は星座の位置を目印に飛んでいるそうだ。万博で盛り上がりを見せる大阪に世界中から集まる人、モノ、空気を運んでくるような虹色のワタリドリを、YOSHIROTTEN率いるYARとKota Nakazonoがタッグを組んで制作した。大阪駅へ辿り着いたワタリドリ。今一度この場所で羽を休ませ、また次の場所へ飛んでいくことだろう。
- 作家名:
- YAR
- プロフィール:
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YOSHIROTTEN率いるYAR(ヤール)は東京をベースとしたクリエイティブスタジオ。
アートディレクション、グラフィックデザイン、映像、WEB、プロップ製作、撮影、空間演出、展示会まで国内外問わず行う。YARは多くのクリエイティブコラボレーションを手がけているほか、コミッションワーク以外の活動も頻繁に行い、東京、ロンドン、ベルリンなどでエキシビションを開催している。今回、プロダクトのCGデザインを担当したのは、Kota Nakazono。東京を拠点に活動するビジュアルアーティストで、3DCGを使ったグラフィックデザインや映像制作を行っている。YOSHIROTTENが描いた渡り鳥のグラフィックイメージを鮮やかな立体作品へと落とし込んだ。
- 会場:
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JR大阪駅・大阪ステーションシティ5階 時空の広場
風の軌跡
今、転換期にある大阪の風を可視化するインスタレーション。風がシーグラスでできた塔に触れ、布が水流のように靡く。半世紀以上前、大阪を出発したシーグラスは、四国の海で波と風の力を受け、再び都市に帰還し、自然の流れを形にする。
- 作家名:
- MITSUHOSHI
- 会場:
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JR大阪駅・大阪ステーションシティ11階 風の広場
世代のバトン
関西を中心に活躍するクリエイターが、ベテラン(60代以上)から中堅(40・50代)、そして若手(20・30代)へ、ひと世代ずつバトンをつなぐように、注目クリエイターを推薦していく企画。それぞれの思考の一端を一度に知ることができる展示は見逃せません。