みなさんこんにちは!

またしてもブログUPするのが遅くなりましたが、9/2(金)  大阪ステーションシティシネマで行われました映画『だれかの木琴』舞台挨拶の様子をお伝えいたします☆

本作品は直木賞作家・井上荒野さんの小説「だれかの木琴」を映画化したもので、最近社会問題となっているストーカーを題材にしたものです。

心の隙間に入ってきた美容師 海斗役の池松壮亮さんに、どうしようもなく心が囚われていくヒロイン 小夜子役の常盤貴子さん・・・ねじれゆく男と女のサスペンス・・・静かなホラーストーリーといった感じですよね。

今回は東陽一監督と、池松壮亮さんが登壇されました (^ ^)/

IMG_5179

では、舞台挨拶の様子です。

池松さん 「 最近大阪に縁がありまして、また来ました。 楽しんでもらえれば嬉しいです。有難うございます 」 物静かな感じがカッコいい~^^*

監督 「池松壮亮という、これからどういう仕事をするかわからない、大きな俳優になっていくだろう役者と、常盤貴子さんとという不思議な魅力を持った2人を中心に据えて、私たちが考える “本当に面白い映画” を一生懸命作りました。誰が観ても恥ずかしくないものだと思ってます。最後まで楽しんで下さい」って、シブいですネ^^

IMG_5194

まず 大阪の雰囲気 について聞かれると

池松さん「今、心斎橋からここまで来たんですけど、通ったことがあるところを見るとキュンとしてしまって “俺、大阪好きだったのかな・・・” ってちょっと思いました(笑)  僕は福岡生まれ福岡育ちなんですけど、福岡とは違う人情の色があって、嫌いじゃないって思いました」という嬉しいお言葉を頂きました ♪♪

監督 「僕は徳川御三家の紀州生まれで育って、仕事の関係でも大阪には良く来ますし、気軽な感じがしますね。大阪のたこ焼きを食べたら東京のたこ焼きは食えたもんじゃない!今日は食べる時間がありませんが、大阪の皆さんにお会いするのは楽しみでした」って、やっぱり粉もんの話題はお決まりですネ。

 

池松さん演じる イケメン美容師 海斗役 ことについて尋ねられると

池松さん「イケメン美容師って書いてましたっけ? 」ってお茶目に突っ込んで、会場の笑いをとってました (^o^) 可愛い。。。

IMG_5184

東監督と池松さんお2人の出会い については

池松さん「東さんの映画を観たのが東さんとの出会いなんです。19歳の時に映画学校に通っていて、授業で『絵の中のぼくの村』[1996年公開]って作品を観て、あまりにも衝撃をうけて、その日のうちに『サード』[1978年公開]という映画を観て、その日の夜、勝手にこの人に会わなきゃいけない気がするって思ったいたら、いつの間にかこうなってて、びっくりしてます

監督 「2年ぐらい前だと思いますが、池松さんが会いたいというから何の用かと思いながら行ったら、色々話を聞いて、2つの感情を持ちました。一つは、俺の昔の映画を好きだなんて変わった男だな。それから、私にとって重大な意味を持つ映画作品なので、20年経ってそれを観てショックを受けたと言われると、若い人に認められたんだという嬉しさですね

監督 「そのうち仕事ができることがあったら楽しいね~と言って別れたけど、この映画をやろうと思って、原作が大変面白くて、私たちのような仕事をしている人間にとって ”お前、これ映画に出来るのか?” って聞いてくるような刺激的な本なんです。やりたいと思ったけど、男性の若い美容師について綿密に書かれていない。原作ではどうしても小夜子が中心人物なので、、、でも映画には映画のやり方がある。一人のスターだけではやっていけない。だから男性美容師を青春映画にチャラチャラ出てこないようなタイプの、ほとんど表に出てこないキャラクターにして登場させたいと思った時に、池松という青年と会ったのを思い出して、この台詞をやれるのは彼しかいないと思ってお願いした」と、不思議な縁を語っておられました。

④IMG_5186

役柄である 美容師というお仕事 については

監督 「池松さんが自分で練習して、プロが指導について2人が話しているのを聞いてると、美容師はとても繊細な仕事で、ある意味カウンセラーみたいな役割をすることもある。髪の毛を男にいじらせるのは、恋人か旦那か家族ぐらいしかないでしょ。赤の他人が触って、耳の傍で話をするわけですから、美容師以外の人が触ることはあり得ないわけです。そういう微妙な感覚をお客さんととる訳だから、単に髪を切るだけではすまされない。大変だったと思いますよ」確かに、女性にとって髪を触られるって微妙な感覚ですよね^^*

 

現場の雰囲気 については

池松さん 「[撮影が]もの凄く早くて、僕はてっきり年齢のせいだと思ってて、東さんはおじいちゃんだから早いんだろうと思っていたら、いつも早いそうです。ほぼ1テイクか2テイクやって、1シーン1カットがほとんどだったので、16時ぐらいに終るから、その辺の小学生を一緒に帰っていて “どうすりゃいいんかな” と思っていましたね」とハニカミながら裏話を披露。

監督 「何度もテストをして俳優の芝居がだんだん綺麗に出来上がっていくのを撮るのは嫌いなんです。芝居の表現がピークになって、磨きすぎたダイヤモンドみたいなものはいらない。磨いた後が残っていて、光っているところと、まだ磨いていないところが両方混じっているみたいなのが好き。そういうものを生々しくお客さんに観てもらいたい。役者も生身の人間だから何度もテストすると、だんだん慣れてきますよね。生気を失った綺麗な芝居はお客さんに観てもらいたいと思わないので、上がりかけて生き生きしているところで観てもらいたい。磨きかけのダイヤモンドを最後まで磨いてくれるのはお客さんの方なんです」って、さすが監督です!

③IMG_5185

東監督と出会われて  どうだったかを聞かれると

池松さん 「まじめな話をすると、僕はあまり人からどうこう言われたくなくて、普段は放っておいて欲しい。わりと自分で自分をコントロールするタイプなんですけど、東さんの価値観と東さんと話をしていく中で、本当に面白くて、いつも以上に自分をコントロールするのをやめて飛び込んでいたような感覚でした

監督 「現場ではカメラの問題や他の俳優さんの動きの関係で、どうしても何テイクか撮らなければいけない。でも、彼は一回ごとにアクションが違う、自分で考えて試しているんです。最終的にこう行こうと決めて、次にカメラを回すとまた違うことをする。そこが楽しみ。そしてそれを上手く捕まえられたら、監督としての勝利だと思うんですよ」って褒め称えていらっしゃいました☆

IMG_5198

常盤貴子さんとの競演  についての質問には

池松さん「2日、3日、本当に数時間しか会っていなくて、現場での印象は殆どないんです。何も喋っていないんですが、この映画が完成したのを観て、本当に素晴らしいなと思いました。やっぱり東さんの映画の女性は輝いているというか、常盤さんもすごくフィットしていて、素晴らしいと思いました

監督 「 [女性を輝かせるコツに] コツもへったくれもないんですよ。要するに2人の俳優さんに好きなようにやってもらって、それを私が撮るだけです。常盤さんがあんまり喋らなかったのには2つの意味があって、一つは、映画で2人がデートする設定がない。もう一つは、常盤さん自身が、彼女は喋りだしたら結構喋るほうなんですが、わざと故意に物を言わないようにしていた。小夜子を演じるのに舞台裏で他の俳優さんと話をしたり仲良くならないほうがいいって制御していたんだと思います」さすが女優、監督も分かっていらっしゃるんですね!

監督 私も役者の演技が自分の考えと違ったらダメだしをするでしょうが、今回はそんな場面はなかったです。僕はただ黙って “本番行きましょうか” とやっているだけだから、外から見ればただ号令をかけているだけと思ったと思いますよ(笑)監督は世界で最初に俳優たちの芝居をみて、OKかどうか決める立場だから、鋭い目を持っていないと、いい加減な芝居でOKしたらお客さんの方が目が鋭いですから、、、そこは用心しています。最初で最高の観客でなければいけないと、いつも思っています

 

最後

池松さん「宣伝文句として ”ストーカー” だとか言ってますが、宣伝部には申し訳ないですが、わりとそういう映画ではなくて、東さんが現在というものを見つめて、現在の孤独に向けた映画だと思っています

とコメントされたあと、言葉に詰まってしまった池松さんに東監督が助け舟をだすんですょ^^

監督 「ま、気軽に見てください!池松さんはこういうものの言い方をするところがいいところなんですよね

そして監督から お得な情報が!

監督 「この映画は最後まで観ないと損をする可能性があるので、映倫マークが出るまで観て貰ったほうがお得だと思います

みなさん、最後まで見逃さないように!!

気持ちが落ち着かれた池松さん「決して分かりやすい映画ではないですし、昨今流れている映画の中では少し異質かもしれませんが、せっかくの出会いですから、東さんが何を現在に向けて伝えようとしたのかを、その辺も踏まえて観ていただけたら、きっと楽しんで頂けるんじゃないかと思います。ありがとうございました」と締めくくって下さいました^^/

⑥IMG_5193

 

だれかの木琴』は9月10日より全国でロードショー!!

作品情報など、詳しくはこちらのホームページをご覧ください→ 映画『だれかの木琴』公式サイト

ちろん、大阪ステーションシティシネマでも公開しますのでお見逃しなく ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

※コメントは管理者の承認制のため、即時には反映されません。